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被災地視察見学会に参加して

9月15日(木)~16日(金)の2日間にわたり、東京都冷凍空調設備協会主催の被災地視察見学会が宮城県松島町ホテル大観荘にて開催されました。この宿泊ホテルは、松島湾を見渡す絶景の高台に位置し、収容人数1100名の大型ホテルです。東日本地震の影響で、一雨漏りと客室のひび割れ程で済んだそうです。

 初日は15時から理事会・合同委員会が大会議室にて開催されました。約30名が出席し、17時過ぎに会議は終了しました。18時からの懇親会では、渋谷会長の挨拶に続き、乾杯は宮城県冷凍空調設備協会萬理事長により進められました。その中で、震災で両親と息子さんを亡くされた石川理事より、地元業界の復興の状況報告がありました。

 石川理事は、冷凍倉庫を取り扱う会社に勤めており、ご両親が震災で亡くなって、すぐ社長に就任することになったそうです。石川理事の息子さんも亡くなり、辛く苦しいと感じる時間もありましたが、復興時には悲しむ暇も無いほどの仕事が、沢山舞い込んできたそうです。色々な人に支えられ、今こうして仕事が出来ることを嬉しく思いますと、胸の内を語って下さいました。

 翌朝、8時過ぎにホテルを出発し、松島湾内遊覧船観光を楽しみました。松島湾は震災の影響がほとんどなかったそうです。小さい島々にある松はまるで盆栽のようで、しっかりと根付いている姿に感心しました。約40分の遊覧観光のあとは、水産業の町・女川町へ移動しました。この町は石巻線終点に女川駅があり、3階建てのモダンな駅舎の内部には、温浴施設が完備されています。この駅は昨年3月オープンしたそうです。駅前周辺には、交流館や商店が立ち並び、周囲は造成中で町の変化が窺がえました。さらに交流館では、語り部からビデオでの被災地概要の説明がありました。これまで、被災地の状況は報道で知っていましたが、改めて被災のすさまじさを感じました。その後、女川温泉華夕美で昼食をとり、多機能水産加工施設マスカーを視察しました。この建物は、2012年9月に中東のカタールから20億円の資金援助にて完成したものです。地元水産加工業者の施設として、内部はマイナス30度で管理されています。私も内部に入りましたが、数分間入っているのが限界でした。帰路の途中では石巻、仙台の被災現場に立ち寄り、解散となりました。

 「百聞は一見に如かず」のごとく、今回の視察では、震災のすさまじさと災害時に対する心構えを改めて考えさせられた良い機会でした。

㈱エアコンサービス
常務取締役 関口 守正
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